VOICE

前職は公務員。地域温暖化や狂犬病の予防注射の対応など、さまざまな業務を担当していました。やりがいはありましたが、とにかく異動が多く、広く浅い知識は身につくものの専門的な知識の習得は難しい環境でした。様々な業務に携わる中で、太陽光発電の設置に関わったことがきっかけとなり、働きながら「第3種電気主任技術者」の資格を取得しました。その資格が活かせると思ったこと、そして「もっと1つの技術を極めたい」と思い、当社へ応募しました。

現在は施設の警報動作試験を主に担当しています。不審者等の侵入を防ぐため、施設内の各所に様々な警報装置やセンサーが設置されているため、それらを1週間かけて順番にチェックしていく仕事です。

この仕事には協力会社さんとの連携が欠かせません。オーテックの社員と協力会社の方と2人1組となり点検を行うのが決まりで、だいたいペアを組む方は自分より年上の方になることが多いです。当然自分が指示を出さなければならないのですが、公務員時代に目上の人に指示を出すという経験をしたことがなかったので、最初はとまどいました。今はだいぶ慣れてきてスムーズに指示が出せるようになり、些細なことかもしれませんが、公務員だった頃には経験できなかったようなことが学べて楽しいです。

まだまだ勉強の日々ですが、重要施設を自分たちが災害やテロから守っているという自負を持ち、これからも業務に励んでいきます。